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米人権団体 臓器狩り証言完全版を公表【禁聞】

2016年03月21日

【新唐人2016年03月21日】

 

中国共産党の法輪功学習者に対する臓器狩りが2006年3月に暴露され、10年が経ちました。14日、米人権 団体「法輪功迫害追跡調査国際組織(追査国際)」は臓器摘出手術の現場警備担当者の全証言を発表しましたが、中国では「追査国際」のサイトが封鎖され閲覧出来ないため、記者は全証言の録音を数人の大陸の民衆に渡し、皆、「言葉で言い表せないほどの怒り」であると述べています。

 

臓器摘出手術現場にいた警備の証言

「私が体験したことは、一週間彼女に取調べや拷問をすることでした。身体には既に無数の傷がありました。ある秘密部門が二人の人物を派遣しました。ひとりは沈陽陸軍総病院の軍医、もう一人は第二軍医大の卒業生でした。彼女を精神病院の手術室に送りました。我々は当時拳銃を手に傍に立っていました。麻酔無しでメスで胸部を切り開き、血が噴き出すと、女性は大声で『法輪大法好』と叫びました。先に心臓、次は腎臓が摘出されました。心臓の血管が切断されると彼女は痙攣し、とても恐ろしかった」

 

2009年、証言者が自ら「追査国際」に連絡し、この証言を録音しました。この人物は2002年、自分が遼寧(りょうねい)省公安系統に配置されていた時、警備を担当した際に目撃した出来事で、30代の女性の法輪功学習者が軍医に生きたまま臓器を摘出された全過程です。

 

「追査国際」は、当時は証言者の安全の為、一部の録音だけを公表したが、今年は臓器狩りの首謀者が暴露された10周年のため、完全な証言を公表したと伝えています。

 

臓器摘出手術現場にいた警備の証言

「彼らは臓器を全て売らず一部を保存しました。販路は分かりません。角膜、腎臓、 心臓、さらには脳漿まで吸出し、何に使用するかは分かりませんでした。その後彼らは私を使いませんでした。当時 私は彼らをそれでも人なのか?と大声で罵りました。その後公安局政治部の主任が私を訪ね、公安の素養について話し、私に公安の素質が足りないと叱責しました」

 

中国大陸はネット封鎖され、「追査国際」サイトを直接閲覧できないので、記者は全ての録音を数人の大陸の民衆に渡しました。

 

遼寧省 張さん

「真実だと信じています。火のないところに絶対に煙は立ちません。ここ数年ネット上も含め皆が、臓器狩りの事を話題にしています。薄煕来であれ王立軍であれ、一政府、一政党の代表です。これほど汚く道義ない行いをして、この党が非常に邪悪で、人間性が全くないことを証明しました」

 

安徽省(あんきしょう) 孤さん

「全く持って非常に残忍で、言葉で言い表せない怒りを感じます。この武装警官の暴露した事は本当に、我々に中国共産党という魔物を退治しなければ、中国社会に希望はないと伝えているのです」

 

米ワシントン人権弁護士の葉寧(よう ねい)氏は、中華民族の道徳が中国共産党の統治下においてこのように変わったことに悲しみを感じています。

 

米ワシントン人権派弁護士 葉寧氏

「この民族は哀れです、道徳が全て堕落し、100%人間性を喪失しなければ関与できず、この様な犯罪を容認できません。この様な犯罪を清算しなければ、正義は立つ瀬がありません。この民族は永遠に暗闇の中で生活し、罪悪の中で生活することになります」

 

葉寧氏は、臓器狩りは頂点を極めた酷刑罪でハーグ国際司法裁判所に国際調査を求めるべきだと主張します。また、中国は「国際反酷刑罪公約」締約国であり、国際義務を負い、この様な調査に協力すべきだと述べています。

 

「追査国際」は録音の完全版を公表すると同時に、大部分の法輪功学習者に対する臓器狩りに関与した者は、はじめはこの目撃者のようでしたが、中国共産党による長期的な洗脳、または脅迫を受けたはずだと述べています。同組織は、臓器狩りに関与した全員が自分の知る真相を公表し、正義の立場を選ぶことを望んでいます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/19/a1258389.html (中国語)     

(翻訳/赤平 ナレーター/眞彌 映像編集/李)

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